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なぜ?オーバーホールした後にフリーフローすることがあるの
私も初めてオーバーホール(以下OH)してもらった直後のダイビングでセッティングしたところ、エアーⅡからフリーフローしました(*^.^*)。
原因は、デマンドレバーの調整が甘かったためでした。等々、OHされた後、フローすることが多々あります。それは何故か?一番の原因は器械だからです。
特にOH後に多いクレームはフリーフローです。
レギュレーターというものは厄介な代物でまず、エアーを調整しあうパーツが金属など硬度な物質と、ゴムや樹脂、ナイロンなどの比較的変質しやすいものとの接触のためなんです。2ndステージにあるオリフィス(金属)と低圧シート(ゴム製)がそれにあたります。(注:最近のSプロのオリフィスはプラスティック製です。これがまた厄介)。
OHの時に流量、デマンドの高さ調整を今いったとおり低圧シートにオリフィスを食いこましてエアーを止めるのですが、ゴムというのは時間とともに厚みが薄くなり、次第に食い込み方がゆるくなっていきます。そのため、デマンドの高さが高くなりピンピンになるか、エアー漏れしたりします。ですので、メンテナンス会社ではOH終了後、暫らく(大体1日以上)置いてから最終確認してお客様にお渡しするようにしてるはずなんですが、それでも予想を越えるぐらいにデマンドの高さが上がってくる製品もあります。例えば、SASのRシリーズ、クレッシーサブのFXシリーズ、これらはいくら調整しても、、、ムズカシイ(^∧^)
- エアーの消費量が多いのでエアーの流量絞ってもいいか?
オーバーホールをしていた頃、よくお客さんが「エアーの消費が多いので、エアーを絞って出にくくしてほしい。」という要望を受けました。その時は、お客さんのご指定なのでその通りにしましたが、それはあまり良くないと思います。
ひと昔前のレギュレーターは大変渋いレギュレーターばかりでした、私も以前使っていたSASのR-500Ⅱは肺活量を鍛える(?_?)意味ではいいレギュレーターでした(笑)。エアーを渋くすればその分一回の呼吸で吸い込めるエアー量は減ることでしょう、しかし、呼吸によって肺に取り入れられる酸素量が減れば、その分を補うために呼吸回数が増えます。ということは、早い呼吸、浅い呼吸をするということなのです。
マレスなど最近のレギュレーターは呼吸抵抗が小さくなることで一回に吸い込める呼吸量が断然と増えます。そのため、今までの渋いレギュレーターで慣れていらっしゃるダイバーは以前の呼吸方法のまま、浅い、早い呼吸をするからエアーの消費量が増えてしまうわけです。
ダイビングの呼吸のゴールである、"
深くゆっくりした呼吸”を思い出してください、呼吸サイクルのインターバルを延ばしていくことで一回の呼吸でえられる空気を有効に消費できエアーの消費を逆に減らすことが出来ます。そうすれば、より長くダイビングを楽しむことが出来ます。エアーの消費量が多いのをレギュレーターのせいにしないで、スキルアップを心掛けましょう
- レギュレーターのオーバーホールを自分でしたいのですが?
日本の法律にあるPL法がある以上、個人でのオーバーホールはやめておいたほうがいいです。
ダイビング器材は専用パーツ、特殊工具、調整機具が必要で個人での入手は難しいです。
メーカーかメーカーから認定を受けた正規オーバーホール会社に出されたほうがいいと思います。
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