ハナイカ
ハナイカ(おっくん撮影)
先月の白浜ツアーで私の車に忘れ物をされたおっくんより内浦のリクエストをいただきました。
2/3か2/17どちらかということで、2/3は既に1週間切ってることもあり、17日で企画。
二人だけならまたGOPRO試そうかと思っておりました。
それからカナさんから参加表明いただきました。
するとレンタル器材が重器材だけに。
念のためメールで間違いがないか確認すると。
「重器材以揃えました。」とのご返事。
前回トライアル参加の際、フルレンタルだったので、その購買力に脱帽です。
しかも、往きの車の中で「ガーミン買いました。」
スゴすぎです。
内浦なので中止はありませんが、ちょっと気になるのが、波浪予報でまぁまぁ波高めです。
串本クローズになって内浦が混むかも?とやや不安。
前日仕事が遅くなって帰宅したのが21時、海の用意をして夕飯を食べたらもう23時。
早く寝ねば、と就寝。
ミノカサゴ
ミノカサゴ(おっくん撮影)
当日の朝、3時過ぎに起床して暗闇の中、集合場所へ。
集合場所でおっくん、カナさんと合流して出発です。
トイレ休憩で湯浅PA寄ると気温6℃とじっとしてられない寒さです。
御坊を越えたあたりから、降雨。
雨が降るとは思ってなかったので串本に着くころにようやく止みました。
8時過ぎに到着したので、倉田さんから「朝早いねぇ。」
私「早起きは三文の徳ですから。」
倉田さん「儲けすぎてんちゃう?」
私「そうなってないから、早いんですぅ(笑)」
車からメッシュバッグを降ろして、運べるように器材の準備。
それからお店に入って朝食兼休憩です。
コンタクトレンズを両目に入れたのですが、左目のほうがゴロゴロしていて調子が悪くって瞼を指で押さえたりしてるうちに、コンタクトレンズが外れたみたい。
ソレを言うと、カナさんが「足元に白いの、落ちてますよ。」
ホント、白いビニール片が落ちて拾うとコンタクトでした。
水道水で洗ってみると破れていないみたいなので、キレイに洗って左目に。
ちゃんと見えるようになりました。
──衛生上の観点から、皆さんはこんなことしないでください<m(__)m>──
空いているうちに行こうと、準備を開始。
1本目は、澄んだ海にアジの大群をイメージしてGOPROで行くことに。
TGはとりあえずアームでストロボを組み立ててテーブルの上で待機。
DSの水槽の水がやたら黄色い(錆)。
今朝かららしいのですが、聞いたところ、昨日この辺断水だったそうです。
ずっと出してるけどなかなかキレイにならなくて、何回も桶の水入れ替えされていました。
ドライスーツを着込んでビーチまでてくてく。
ダイナンウミヘビ
ダイナンウミヘビ(おっくん撮影)
1本目。
ビーチに届けてもらった器材を取り出してタンクとセッティング。
ネックシールを被って背中のファスナーを閉めあって、器材を背負って順番にエントリー。
カナさんがエントリー直後に「水没しました。」
私「一旦、上がって確認しますか?」
カナさん「大丈夫です。」
改めて集合して潜降サイン、OK、位置の確認、時間のチェック、ブッシューッ。
潜降中、中層にはアジではなくイサキの群れがチラチラと見れました。
水底で集合して移動開始です。
砂地近くはあまり魚らしいものが居ないので、右に振って砂利のほうへ。
コンクリートブロックに繋がれたロープ近くにはハタタテダイが群れていました。
そこから、目線を落とすと、黒っぽいものが見えたのでライトを当てると、イシガキリュウグウウミウシ。
砂地を行くと珍しくダイナンウミヘビがいつも顔しか出していないのに全身を露わに。
全身だとそれほど厳つくないですね。
それから移動してると坂口さんがライトでコッチコッチと合図。
付いていくと、ハナイカ。
坂口さん、ありがとうございますm(__)m。
威嚇のために警告グラデーションしてます。
このあと、浅場のほうへ行くと、イサキの群れ。 黒/黄色の縞模様が映えます。
その奥にはクロホシイシモチたちです。
如何せん、もわっとした透明度でした。
ゆっくり浅場を移動しながら、安全停止をしてエキジット。
キンギョハナダイ
キンギョハナダイ(おっくん撮影)
タンクを外して新しいタンクをセッティングして器材を纏めて休憩です。
DSに戻り際にカナさんに「替えのインナーありますか?」
カナさん「持ってないです。寒くないのでこのまま居ます。」
ってことで、休憩短めにして続けて2本潜ってからお風呂に行くことにして、短めの休憩に。
温かいシャワーをドライスーツから浴びて暖を取りました。
ドライスーツを脱いで1本目でGOPROの不向きな海況なのでコンデジをお店に取りにいきました。
──慌てて取りに行ったのでカメラとストロボを繋ぐケーブルつけるの忘れてました。
水面休息が45分過ぎたので2本目に。
ドライを着直して、港までてくてく。
団体さんがエントリーに時間がかかりそうだったので、のんびり準備。
タンクのバルブを開いて器材を背負って順番にエントリー。

スナダコ
スナダコ(おっくん撮影)
2本目。
水面で集合して潜降サイン、OK、時間のチェック、位置の確認してブッシューッ。
さて、ストロボの用意をしよと思って、ケーブルを忘れたことに気づきました。
安物のストロボなのでシンクロ発光しないので、ホント、邪魔なおもりを付けてきたのと同じです(;´д`)トホホ。
ガイドラインに従って進んでいくと、大きなイセエビの死骸。
ヨウジウオが頭を擡げてススっと動いていました。
コーヒーのボトル缶にはスナダコが居を構えていました。
コブになった砂地に違和感を感じて近づくと大きめなコウイカ。
じーっとしていたんですが、ライトを当てられて面倒くさそうに泳いでいきました。
このあとは浅場へ。
2本目ではヨスジフエダイが水底近くに多めにいてました。 上がり際には、タカベやタカサゴの群れも見られました。

コノハミドリガイ
コノハミドリガイ(おっくん撮影)
エキジットしてタンクを外して器材を纏めているところにちょうどDSの軽トラックが来てくれたので 器材を載せて、DSまでてくてく。
水槽に器材を浸けて器材洗って水気切り。
温水シャワーで頭からドライスーツの塩を洗い流してドライを脱いでから、水没したのでひっくり返して干しておきます。
着替えを持ってサンゴの湯へ。
車が一台しか留まってなかったので空いてると思ったら、超いっぱい。
施設内で野球をやっていた若者でごった返していました。
先に洗身して浴槽に浸かったものの、洗い場も脱衣所もいっぱいだったので浴槽に長居。
上がるタイミングを逸して上せました。
炭酸水を飲んで水分補給です。
DSに戻って遅めの昼食をしてログ付け。
干していた器材をメッシュバッグに詰めて車に積み込み。
忘れ物がないかよく確認して出発。
走り出してすぐにお二人はぐっすり。
紀ノ川SAまで何の問題もなくトイレ休憩。
ココから出た瞬間、電光掲示板に「松原JCT─八尾IC 事故渋滞7Km
見事、やられました。
停まることはなかったものの、あと少しってところでペースダウン。
みなさん、交通事故には気を付けましょう。
集合場所まで無事故で到着、解散。
今回は忘れ物に関してはなくて良かったです。
おもな生物:イサキ群、アジ群、クロホシイシモチ群、ヨスジフエダイ群、タカベ群、タカサゴ群、ミノカサゴ、セトミノカサゴ、トゲカナガシラ、ダイナンウミヘビ、ウツボ、ヨウジウオ、キンギョハナダイ、オキゴンべ、ソラスズメ、ヨメヒメジ、クマノミ、ウミスズメ、ハタタテダイ、ツノダシ、チョウチョウウオ、オオモンハタ、レンテンヤッコ、ブダイ、イラ、アオヤガラ、カワハギ、ワニゴチ、サラサエビ、スナダコ、コウイカ、ハナイカ、ミヤコウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、イシガキリュウグウウミウシ、ミツイラメリウミウシ、コノハミドリガイ


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