緑の海
緑の海
弊サークル、年1イベントと言えばそう、冠島。
そう、この日は冠島ツアーの予定でありました。
ところがです、今週に入ってからDSのWEBサイトの出港予定にはずっと「中止」の連続。
波浪予報と見比べるとなーんとなく中止になりそうな予感。
メンバー掲示板に「中止の可能性大です。もしよかったら和歌山方面でも潜りに行きませんか?」と打診。
そして2日前には中止が決定。
これで3年連続での中止──一昨年はコロナでの開催自粛、去年の海況悪化──です。
前日まに掲示板、メールに和歌山方面での開催提案に3名の方に賛同いただいきました。
車内も冠島仕様から和歌山仕様に変更──必要のなくなったレンタル器材を倉庫で下して代わりにウエイト40㎏積込^^;。
朝イチに串本のDSに直前での予約にもかかわらず快諾いただきました。
いつもより出港時間が遅めになるそうで、それなら1便目からお願いしました。
ありがとうございますm(__)m。
早速、掲示板、メールで報告──冠島よりも若干早めに集合時間になりました。

セボシウミタケハゼ
セボシウミタケハゼ(おっくん撮影)
当日の朝、起床し暗闇の中、出発。
ほぼ定刻通りにピックアップおよび集合して現地に向け出発。
さすがに3連休の初日、車が多め。
SAに停まってる荷台の荷物を見ても「ザ海水浴」と思われる荷物が目立ちます。
白浜を越えると一気に車も減って、定刻通りに現地DSに到着。
荷物を降ろして、先に港へ器材を持っていけるようにメッシュバッグから出してウェイトベルトで纏めておきます。
それから朝食を兼ねた休憩です。
ルーティンのおにぎり2個食べて、着替えを済ませました。
今回20年ぶりのダイビング復帰で少し前にプールでリフレッシュ講習を受けて、太鼓判押された方がトライアルでのご参加です。
少しの間、今のダイビング事情についていろいろお話しました。
時簡になったのでウェットスーツに着替えて港まで送ってもらいました。
ボートに事前に積み込んでくださった器材でタンクにセッティング。
残圧をチェックしてタンクを寝かせて置いて準備完了。

1
イソカサゴ
イソカサゴ(おっくん撮影)
本目「住崎No.2」
当初、備前の予定でしたが、さすがに連休で先客があり、ポイント変更。
マスクの曇り止めをして準備開始。
ウエイトベルトを巻いてタンクバルブを開いてBCを担いでエアチェック。
準備のできた人からエントリー。
入ってビックリ!!
冷やこっ、 水温20℃って。
そのうえ透明度が....。
先週串本を潜ってるだけにこのギャップ。
水底で集合して移動開始。
水路にはおなじみのコウライヒメジのコロニー。
そこから根沿いに行くとイソギンチャク──先週はクマノミの卵塊がありましたが、巣立ったようです。
そのあとにハリセンボンを追いかけて写真を撮ろうとデジカメの液状画面を見ると、ハウジングの中にチャップチャプと水位が上がって1/3ほどに。
デジカメ自体防水(公称、耐水深15m)なので大丈夫なのですが、残念ながらレンズ前にはもう結露。
液晶画面はもう真っ白。
モヨウモンガラオドシ
モヨウモンガラオドシ(おっくん撮影)
こういう時のためのアクションカメラを上につけてて正解。
──と言っても、この透明度なので難しく、陽の光の届く安全停止だけは役立ちました。
芳しくない透明度のため、根の周りを回るのがやっと。
いったん、ブイ下に戻って「寒くないですか?」とハンドシグナル。
全員、大丈夫サイン。
も一度、根をひと回りすることに。
イラが縄張りアピールでよくついてきてくれました。
それから、安全停止のため、ブイロープ越しに浮上開始。
ボートの安全停止バーを使って安全停止。
そのあと、順番にエキジット。
港でタンクを降ろしてDSへ。
この暑さなのでウェットスーツを脱いで休憩です。
水没したデジカメとハウジングの内部を水洗い。
タオルで水分をふき取りました。
次使えるかも?と思い、内側を下にして水気切り──そのあと、デジカメをハウジングに入れてみましたが、すぐ結露して使えません。
2本目まで1時間ほどのんびり過ごしました。
出港15分前になったのでウェットスーツを着て準備開始。
車で港まで移動して、ボートに乗り込み。
事前に運んでもらったタンクにセッティング、残圧チェックしてからバルブを閉めて寝かしておきます。
忘れ物ないか確認して出港です。

サンゴヤドカリ
サンゴヤドカリ(おっくん撮影)
2本目「備前No.2」
空いてるポイントということでこちら。
準備のできた人からエントリー。
集合に少々時間がかかりましたが、無事集合。
それから根の周りを回りながら散策。
根の上にはキンギョハナダイの群れ。
岩場には判別不可能な稚魚がいてベビーブームのシーズンです。
こちらでは、イシダイ(真っ黒)が縄張り意識アピールで私たちにつきまとっていました。
残圧が50手前になったので浮上を開始。
上を見上げると直近のボートは私たちの乗ってきたボートではないので皆に合図して中層移動。
安全停止バーでDCのカウントダウンをやりきった人からエキジット。

安全停止
各自安全停止
DSに戻って器材を真水で塩抜きして水切り。
ウェットスーツを脱いでそのまま車でサンゴの湯へ。
冷えた身体も温まってキモチ良い。
そのあと外に出たら、一気に汗が噴き出してきました。
DSに戻って遅めの昼食。
そのあとログ付けをして器材を片付けて帰途に。
3連休なんで帰りも渋滞あるかと思いましたが、さすが初日。
そんなことなく、大阪に帰ってから混みこみでした。
連休だからかコイン洗車場は家族連れでいっぱいでした。
トライアルでご参加いただいた方にも思いのほか水温が低くて透明度もイマイチでしたが、楽しんでいただけたようです。
来年こそは、冠島行けるかなぁ。
見た水生生物:モヨウモンガラドオシ、アオブダイ、イシダイ、イラ、ハリセンボン、コウライヒメジ、ススジフエダイ、キビナゴ、ブダイ、アオブダイ、ユタカハタ、アカハタ、クマノミ、キンギョハナダイ、チョウチョウウオ、オキゴンベ、ミナミゴンべ、メガネゴンべ、タカノハダイ、ミギマキ、スズメダイ、ネッタイミノカサゴ、イソカサゴ、ウミスズメ、ハコフグ、ホンソメワケベラ、ウミスズメ、カサゴ、オジサン、セボシウミタケハゼ、ノコギリガニ、イソギンチャクモエビ、オトヒメエビ、サンゴヤドカリ、ニザダイ、イボウミウシ サンゴガ二

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