ギンガメ
2020年は、弊サークル結成25周年という記念すべき年となるはずが....。
その皮切りに4月には弊サークル出身者のナベさんが経営されている、石垣島のナビィダイビング石垣島さんで記念ツアーは開催する予定でした。
参加人数も膨らんで、総勢7人も集まりました。
ところがところが、です。
昨年末からの新型コロナウィルスで一気にトーンダウン。
開催2週間前には、「テレワークのため参加キャンセルしたい」「会社から飛 行機の搭乗はダメだから」と徐々にキャンセルが出始めて、開催1週間前にはつい2名だけとなりました。
そうなると、少なすぎる人数でツアー開催してもナベさんにご迷惑がかかるのでは今回はツアー中止の申し入れをして承諾していただきました。
またコロナ禍が終息した暁には石垣島ツアーを開催したいと思います。
その2日後には石垣島では来島自粛要請が発表されたこともあり、ツアー中止にして正解となりました。
昨年、GW長期化のあおりでフェリードッグ入りズレこみ、粟国に渡れなかったこともあり、ドッグ入り期間からじゅうぶんに間を開けて開催日を決定しました。
ところが、今年フェリーが新造船になることからドッグ入りしないことが判明、ならいつもどおりの日程にしても良かったじゃん、となりましたが、日程を変えることなく予約。
コロナ禍のトンネルをいつ抜けるとも分からぬ中、6月開催予定の粟国島ツアーにも暗雲が...。
それからあっという間に世界全体がコロナ禍に巻き込まれ、4月7日についに日本も緊急事態宣言が発令されて一気に自粛モードに突入。
弊サークルも緊急事態宣言が解除されるまで活動自粛することになりました。
コロナ感染の猛威によって、どこの市町村でも県境を跨いでの移動制限もあることから、和歌山県のダイビングサービスもほとんどが営業自粛されるほど。
粟国島の美南海ダイビングクラブさんも例に洩れず、5月いっぱい営業自粛となりました。
それから、見慣れぬ電話番号から着信があり、かけ直してみると粟国島ツアーの前入りで那覇泊で予約したホテルからでした。
「このご時世のため、5月いっぱいでホテルを廃業することになりました。ご予約いただきました日程でのご宿泊はキャンセルとさせていただきます。」
そのうえ、参加予定だった方々も石垣島ツアー同様、キャンセルが相次ぎ、残るは私と2016年より連続参加のステジイさんのみとなりました。
ところが、そのステジイさんも滞在先より帰国ができる目途が立たずキャンセルとなりました。
残り私一人となったため、新城さんに「私一人でも行っても良いですか?」と連絡。
新城さん「通常営業に戻っていたなら、大丈夫ですよ。」
あとは、緊急事態宣言解除をじっと待つのみ。
ハナモンシャコ
緊急事態宣言解除にむけ、感染予防を忠実に守ってきた日本では、感染拡大の懸念のない37県は5月末を待たずして緊急事態宣言が解除されました。
私たちの住む関西3府県も遅れること、1週間で解除されました。
そして、粟国島でも5月22日付けで来島自粛要請解除が発表されました。
逸る気持ちで新城さんに連絡すると、「もう少々お待ちください。」
翌日には、「6月4日に営業再開します。」のご連絡いただきました。
即行、粟国島での宿泊先を確保すべく電話し、民宿宝玉さんで予約。
民宿宝玉「お受けしますが、以下の点にご了承願います。」
1.フェリーでの検温し37.5℃以下であること。
2.感染予防のため、タオル等お貸しできないこと。
3.発熱した場合、直ちに離島すること。
4.もし民宿内で発熱者が出た場合、食事の提供ができないこと。
5.毎日粟国村のホームページを確認して新しい情報を確認しておくこと。

そして、5/29に粟国村の新型ウィルス感染拡大予防ガイドライン、感染拡大予防マニュアル、観光で訪れる旅行者向けに持参すべきものが発表されました。
島での確保の難しい、体温計、マスク、手指の消毒用アルコールなど──改めて、今回の旅行が普通ではないことを痛感しました。
体温計はもともと家にありましたが検温に1分ほどかかるので、検温時間が短いのを一つ確保しました。
いつもなら前もって器材をゆうパックで送るのですが、直前でキャンセルとなった石垣の件もあり、直前で事態が急変するやも知れないので今回は持って行くことにしました。
久しぶりにキャスターバッグの出番です。
出発1週間前に器材をパッキング。
そしてデジタルスケールで計測したところ、それだけで18㎏──重い。
いつも使っているBCのドラゴンフライをアクセントに交換したら、なんてことでしょう、2㎏減量に成功。
今回は一人だけだし、助ける人いないから、コレで良いや。
やっぱ、旅行には軽量BCが一番です。
あとは着替え等も準備してバッチリ。
搭乗手続き
当日の朝、午後2時のエアなのでのんびり用意ができます。
ただ感染予防とかの手続きが面倒だったらいけないので、早めに関空へ行くことに。
フライト予定時刻の2時間前に着きました。
すると、JALのチェックインカウンターは真っ暗──ホントに飛ぶのか?と思うほど。
フライト予定の画面を見ると飛ぶのは間違いないみたい。
那覇便はあるのですが、それ以外の便ほとんど欠航になってます。
航空業界もコロナの影響をモロに受けているのをまざまざと感じざるを得ません。
ほどなく、チェックインカウンターが開き無事チェックイン。
ちょうどお昼なので昼食を摂ろうと辺りを見渡すと、シャッター街。
おみやげ屋さんはもちろんのこと、ダイソーやユニクロまで臨時休業のまま。
マクドでエグチセットをいただきました。
お店も開いてないことから、保安検査場を通って、出発ゲートで時間調整して搭乗。
感染予防からか、一席おきの配席でやたら広々です。
そのぶん、キャビンアテンダントさんの真心が伝わります。
那覇に到着、いつもよりも着陸のときの振動がないと思ったら、第二滑走路でした。
そのぶん、駐機場までやたら遠かった。
飛行機を降りた途端、ムぁとした熱気。
沖縄に来たんだと実感できました。
シャッター街
預入荷物を受け取り、ゆいレールでホテルへ。
帰宅時間と重なっていたので混雑するかと思いましたが、コロナでの時差通勤からか、空いていました。
ホテルにチェックインして夕食へ。
一人旅なので普通のお店に入りにくいので屋台村へ。
18時をまわっていたのに、ほとんどのお店がガラガラ──昨年はドコもいっぱいで入れませんでした。──
一番奥の焼き鳥屋さんに。
中でもココ一押しのカワ(生からじっくり炭で焼き上げた)は、外はカリカリ中は、モチモチでめちゃ美味し。
ビールもすすみ、4杯いただきました、ごちそうさまです。
そのあと、国際通りを散策──雪塩のソッフンを探しましたが、閉店でした。
仕方なくコンビニに寄ってホテル戻り、部屋飲みです。
明日に備えて、おやすみなさい。
フェリー
翌朝、ホテルをチェックアウトしてとまりんへ。
途中、パチンコ屋さんには長蛇の列、こんな時間から並んでるのか!と思いきや、併設のご飯屋さんの開店待ちでした。
とまりんに着くと、いつもとのんびりした雰囲気ではなく、少し殺伐とした雰囲気。
粟国往きのフェリーの券売所で購入の際に、ピッと検温。
問題なくクリアして、コンテナにキャスターバッグを預け入れ。
フェリーで食べる朝食をいつもの蒲鉾屋さんで購入──いつもなら選び放題のはずが、今日は残り1個のみ。
それを購入して、2年ぶりとなる、フェリーに乗船。
遅めの乗船のため、座敷席のいつもの場所は先客、それに毛布の貸し出しもないので、2階の椅子席のほうへ。
電気泥棒ならぬコンセントのあるところを確保。
出港するころには、いよいよ天候が悪化して雨が降り出してきました。
慶良間諸島付近も少し靄がかかっていました。
時化てるようでバシャバシャと飛沫が飛び散っていました。
到着する前に早めの昼食をいただいて準備万端です。
そして筆ん崎が目前に見えだしたらもう、到着です。
タラップを降りていくと、ゆうや君が迎えに来てくれていました。
ギンガメ玉
荷物を受け取って、車で宿まで送ってもらいました。
民宿の玄関から「こんにちは。」と何度も何度も声掛けしたんですが、全く反応なし。
仕方なしに先にキャスターバッグから器材を取りだして用意。
そしてもう一度「こんにちは。」
しかし、無しのつぶて。
スリッパを借りて中に入ると、ホワイトボードに薄っすらと、「田中さん、部屋は○○です。」
なるほど、セルフだったんだぁ。
指定の部屋に上がって、エアコンをつけて荷物を解いてしばし休憩。
ビールを一杯飲みたい気分ですが、そこはなんとか踏みとどまって着替え。
声明書に記入して忘れ物がないように部屋を出ました。
玄関前でウェットスーツに着替えて、真向いの小学校沿いの歩道に佇んでいると、けっこうキツめの風。
ゆうや君が迎えに来てくれて器材を載せて、港まで。
2年ぶりの再会の船長にご挨拶をしてセッティング。
器材をボートに載せたところでブリーフィング。
ゆうや君「風がキツイので筆んには行けません。パイプラインに行こうと思います。」
ギンガメ玉
1本目「パイプライン」
風波で白波がそこら中で立っています。
ビショビショになりながら到着。
準備をしてエントリー。
入ってみると、上の喧騒が嘘のような穏やかさ。
ゆうや君のあとに従って、タイドプールのような中を泳いでいくと、流れがないからか、少し透明度が落ちてきました。
そして、ポイント名由来のトンネルです。
陽が翳っているから差し込む光線も弱く、イマイチでした。
そのあと、小さな根をゆったり散策。
カスミチョウチョウウオが群れていました。
そのあと、サメが出ていたみたいですが、オジサンの目に見えませんでした。
のんびり過ごしてエキジット。
水面はさらに荒れてきていました。
港に戻って、勝手知ったる道を通って、DSへ。
ハウジングを水桶に浸けて塩抜き。
小1時間休憩したのち、再び港へ。
次は私一人だけのチャーターです。
ギンガメ玉
「ポージトマイ」
さらに天候が悪化してきているのでこちらに。
プチホテル伊佐沖といった方が、わかりやすいポイントです。
波が高いため、アンカリングせずに一斉にドボンっ。
海中はまったく大人しいものです。
大きな根を下って、離れの根へ。
そこには、スミレナガハナダイがいててうまいこと被写体になってくれません。
結局撮れず仕舞い、でした。
そのあと、もとの根のほうに戻って、散策。
岩場の間を覗きながら、ウミウシ探索。
さすがに深場にしばらくいたので、あっという間にDECO。
浅瀬に移動して窒素抜きをしました。
船にピックアップしてもらうため、ゆうや君がフロートを上げて安全停止。
その後浮上してボートにエキジット。
その頃にはどす黒い雲の覆われていて、雷も鳴っています。
帰港後、タンクだけを引き揚げて、ウェットのまま宿まで送迎してもらいました。
玄関のところにある水道を使って、ウェットを脱いで塩抜きしてそこの物干し台にウェットを干して手早く着替え。
足先だけは拭いて、宿に入りました。
部屋飲み
部屋に戻り、シャワーを浴びて疲れと塩を落としてから、着替えてすぐに1階にある自動販売機へ。
ビールを2缶買って、自室での部屋飲みです。
あっちゅう間に飲み干してしまい、夕飯まで休憩です。
18時キッカリに「食事の用意ができました。」と連絡があり、食堂へ。
食堂には誰もいなくて、私一人きり。
入って「コレ、決まりなので。」と検温。
それから着席して、料理が運ばれてきました。
テレビはついているものの、一人だけでの食事は少し寂しいものです。
夕飯をいただいて、そそくさと部屋へ。
帰り道すがら、缶ビールを買って部屋飲み再開です。
2缶ほど飲み干して、就寝。
曇天
粟国二日目。
AM6時前には起床、窓の外は厚い雲に覆われて暗いです。
AM7時ちょうどに食堂に下りて、検温を受けてからの朝食です。
私にとって苦手な納豆もついてる。
普段ならそのまま食べずにいるんですが、せっかく用意してくださった女将さんに悪いので食しました。
食後、すぐに部屋に戻り、海の準備。
海パンに着替えて、貴重品をウォータープルーフバッグに放り込んで、玄関へ。
雷雨のなか、待ち合わせ時間に間に合うようにウェットを着ました。
あとはピックアップされるだけの状態でふと、ウォータープルーフバッグを見やると、穴開いているぅ。
熱圧着してある部分が、パッカと口を開いており、ウォータープルーフバッグの体をなしていません。
あちゃちゃちゃあ、と思ってると、ゆうや君から着信。
「船長から連絡があって、雷が鳴っているので、しばらく待機です。」
せっかく着たウェットを脱いでいったん、部屋にもどりました。
そこで、ウォータープルーフバッグ代わりにレジ袋を二重にして使うことに。
──これからは、こういった事態に備えてウォータープルーフバッグは2つ用意することにしよう。──
1時間半ほどして、ゆうや君から「今から迎えに行きます。」
おっと、のんびりしすぎました。
ウェットを足まで着たところでそのまま車に乗って港へ。
まだ雷が鳴っていますが、準備開始。
ギンガメ玉
1本目「筆ん崎」
2年ぶりの筆ん崎です。
エントリーすると若干少ないものの、カスミチョウチョウウオがお出迎え。
移動を開始する前に、水面近くをマグロが泳いでいくのが見れました。
幸先良いスタートです。
根を越えて、ギンガメ目指して泳いでいくと先のほうで泡が見えてる方に行くと、居ました。
ギンガメの壁。
まぁまぁ流れているので真横になって泳ぐかたちでしばし並泳。
いきなりのヒットです。
流れが強すぎるため、先頭のギンガメがある程度きたら後ろへ、と交代しながら壁を形成。
長い間、壁を堪能して、エントリーポイントに戻ったところにナポレオン。
ちょっと離れていたので追いかけるのはやめて、安全停止をおこなってエキジット。
筆ん崎、サイコー。
ギンガメ玉
フェリーが到着していたので、DSに戻って、ウェットを脱いで着替えてから商店に行ってお弁当を買いました。
DSで弁当を食べてました。
ゆうや君は今日のフェリーで帰られるお客さんを送っていてる間、休憩です。
フェリーの出港前に見送りをするために用意をして港へ。
タンクをセットして、準備完了。
出港して、フェリー近くまで行って、手を振って挨拶。
それから、筆ん崎へ。
2本目「筆ん崎」
ポイントに到着、即エントリー。
するとアカモンガラの群れの先にギンガメ、ジャストミート。
1本目ほどではないですが壁。
今回は根から離れているのでトルネードになるチャンス。
しかし、流れがあり、トルネードとはいかず、玉状態。
ずっと観察しましたが、残念。
玉が離れていったので追いかけずに退散。
エントリーポイントにはえげつないほどのキンギョハナダイの群れ。
のんびり安全停止をしてエキジット。
港に戻って、休憩しにDSに戻ろうとしたところ、船長が「また明日」
3本目行く予定でしたが、、まだゴロゴロと鳴ってることで3本目は中止となりました。
なのでそのまま、宿まで送ってもらって、ウェットを昨日同様、玄関前で脱いで水道で軽く水浴びして部屋へ。
早めのダイビング終了となりました。
ギンガメ玉
こうなったら、部屋飲み。
シャワーを浴びて着替えを済ませて自販機でビールを調達。
飲みだして、2本目を飲み干した頃には外が明るくなってきてました。
スマホで降水確率を見ると、少し下がってる。
もしや、夕陽が見れるかも?── マハナの展望台にいってみるか?
思い立ったが吉日、早速スマホと自撮り棒をデイバッグに詰めて出かけよう。
外に出ると、坂道の先に眩しい陽が射しています。
途中、粟国のイオンに寄ってビールを調達。
さぁ、マハナへ、と思った瞬間、足元に注目──ビーチサンダル。
失敗したぁ、今から標高の高い所まで登ることを思うとスニーカーにすべきでした。
しかしながら、夕飯まであと1時間──スニーカーに履き替えに戻っていたら、間に合わない。
このまま出発しました。
いつも展望台まで車で行っていたので、この勾配をナメていました。
親切にも「展望台まであと、○○m」という看板があるたびに、残りの距離が長く感じます。
やっと、パークゴルフ場。
そして、いつもの牛さん──車で素通りするだけでしたが、まじまじと見ると厳つい。
でもここまで来ると、あと少し。
夕陽をバックに
そして、2年ぶりの展望台に到着です。
早速、ビールを片手に夕陽をバックに自撮り。
一人でカンパーイ。
一缶だけ飲み干して、撤収です。
夕飯に間に合うように早く帰らねば。
帰りは下り坂なので大学時代に下校で慣らした脚力を活かして、ダッシュ。
往きは40分かかった山道を10分で駆け下りました。
夕飯に間に合いました。
部屋で荷物を降ろして、冷蔵庫にビールを冷やして食堂へ。
挨拶がてらに検温。
そのあとテーブルに料理が運ばれてきました。
昨日にはなかった刺身もあり、ボリューム満点。
美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
この後部屋飲みでしたが、さすがに登山して疲れたので早めに就寝。
ギンガメ玉
粟国最終日、起床、今日あと2本でダイビング終了です。
雨は上がっているものの、曇り空です。
朝食に食堂にいきましたら、お子さんが先に食事をされていました。
そっかぁ、今日は月曜日、学校があるんですもんね。
検温ももちろんクリアして朝食です。
するとご主人も食堂に来ていっしょに食事されています。
県外からのよそ者への警戒から、今日になって、やっと認められたような気がしました。
このあと宿泊の精算をして荷物を片付けに部屋に戻ったところ、内線で女将さん「フェリーの出港が早まったそうよ。」
そのあとすぐにゆうや君から着信「今日、午後からうねりが発生しそうでフェリーの出港時刻が早まりました。」
私「さっき、女将さんから教えてもらったよ。」
ゆうや君「午前2本潜ってもらう予定でしたが、1本しかムリになりました。」
私「了解です。」
昨日といい、今日も天候に振り回されてます。
海の用意と帰る準備も整えて、女将さんにお世話になったお礼を言って外でウェットスーツを着て待機です。
ゆうや君にピックアップしてもらって、港へ。
ホントに最後のダイビングです。
ギンガメ玉
最終ダイブ「筆ん崎」
昨日よりも波が落ちうちているカンジですが、このあとうねるんでしょうかね。
ポイントに到着し、エントリー。
入った瞬間にマグロ。
1mは超えてそうですが、如何せん少し遠いところを 泳いでいきました。
幸先良いスタートです。
このあと、強い流れに向かって泳いでいくと、ギンガメ玉。
当たり~。
広場のようなところで高い壁状態です。
今日も流れがあり、トルネードとはいきませんが、バッチリ。
壁が少しずつ移動するなか、左右にまわって撮影。
近すぎて全体を撮影できていませんでした── も少し離れて俯瞰で撮ればよかった。
するとロウニンアジ2尾がギンガメ壁にめがけて泳いできて中に入ったり出たりと迫力満点なシーンもあり。
じゅうぶん、ギンガメを堪能してエントリーポイントへ。
そこにマグロが3尾ほど現れましたが、深追いせず安全停止をしてエキジット。
やっぱ、粟国サイコー。
日数にしては少ないダイビング本数でしたがそのぶん、1本1本が濃いダイビングとなりました。
ギンガメ玉
DSに戻って器材を真水で洗って、しばし水切り。
そのあいだにウェットを脱いでお風呂場を借りてシャワー。
着替えを済ませて、小腹に入れるために菓子パンを買いに商店に。
軽くパンを食べてるとシトシトと雨が降りだしてきたので、慌てて器材をキャスターバッグに収納。
フェリーが港に着岸したので、港まで送ってもらい、乗船手続きをして乗船。
往きと同じ席を確保して出港。
乗船中はタブレットを使ってこのツアレポの執筆をして過ごしました。
とまりんに到着、荷物を受け取って、ホテルへ。
チェックインして部屋に着くなり、器材を乾燥させるためにユニットバスに放り込みました。
それから近くのコンビニに行って、昼食と明日の朝食を仕入れにいきました。
部屋に戻ってスパムにぎりをあてにビール。
3本ほど飲んでウトウトしたころ、新城さんからメール。
待ち合わせの連絡がありました。
余裕を持って出かけたつもりが、(・・?
国際通りを行ったり来たり。
待ち合わせ時間を過ぎて途方に暮れていると、近くでちょうど休憩で煙草を吸っている店員さん声掛けして道案内してもらいました。
全く逆のほうへ来たらしく、教えたもらったところへ急いで行きました。
1年ぶりに新城さんと再会です。
近くの中華屋さんでまずはカンパーイ。
美味しくいただきました。
そのあと、新城さんの先輩のお店へ。
なんとそこに向かう階段が途中で途切れていて、どうするのか思ったところ、近くのインターホンに「新城です。」と言うと なかった階段の先の壁から階段が降りてきました。
秘密基地っぽい。
ここで遅くまで楽しいお酒をいただきました。
帰りはもちろん、タクシーです。
ギンガメ玉
翌朝、なんとなく酒が残ってなか、まだまだ湿ったままの器材をキャスターバッグに片付けてシャワーを浴びて朝食を食べてチェックアウト。
駅までてくてく歩いていく予定でしたが、ヘイ、タクシー。
空港に着くと早々にチェックインできたので荷物を預けて、土産を買って近くのカフェテリアへ。
まだビールを飲む気分になれず、アイスコーヒー。
コーヒーを飲みだして気づきました。
そうだ、空港ラウンジを使えることを。
今さら、ラウンジに行くのもめんどくさいので保安検査場を通って、出発ロビーへ。
あとは飛行機に乗るだけなのでやっとビールをいただきました。
周りを見渡しても、こんな朝からビールを飲んでいる人は居ませんでした。
そして、飛行機に乗って無事関空に到着。
今年はコロナに始まり、天候にも翻弄されながらの一人旅でしたが、来年はみんなと楽しめる粟国ツアーにしたいものです。

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