集合写真
7月恒例の冠島ツアー。
なんといっても、ココの売りは、ギョエー、違った、魚の数なんですよね。
毎年、海自のサマーフェスの時期を狙って開催するのですが、
今年は私個人的な理由により、7月前半が丸つぶれ。
確実に開催できそうな、23日か30日か?
でも、絶対に、となると30日に決定!
いつもよりも予定を出すのが遅れました。
そのためか、一気に参加者が埋まるんですが、今年はスロースタート。
しかし、徐々に埋まりだし、私の車だけだとあと1名、ってところまできたので締め切りを計ってたところ、パパッと2名追加となり、 後からの人を断るのも膠もないことはできないので、クリーマさんにお願いして、車を出していただけることになりました。
そんなこんなで、総勢11名となりました──お仕事の都合で1名キャンセルになり、最終10名です。
いつものとおり、ピックアップ並びに集合時間を決めるためMapfanサイトで経路を検索。
各行程の連絡をメール、FBでお知らせして、当日お迎えるのみ、となりました。

arakiさん撮影1
arakiさん撮影
当日AM3:30、まだまだ真っ暗──このごろはルーティンが増えてはよ起きないといけないので。
準備が整い、集合場所へ。
さすがに10分前には誰も来ていませんでしたが、時間前にタローさん、arakiさんが到着し、駐車場に留めてもらい出発。
ほぼほぼ、私の車のほうは順調にピックアップも済み、高速道路へ。
すると、クリーマさんから着信。
「ワッキーさんの集合場所に早く着いてしまいました。」
私「ワッキーさんに連絡してはよ出れるか、聞いてもらっていいですか?」
逐一報告をしてくれるなんて、几帳面な性格がでますねぇ。
高速に入って舞鶴道に入る寸前に今度はワッキーさんから
「まだ池田ICの手前。混んでます。」
私「クリーマさんには安全運転で来てください、とお伝えください。」
西紀SAにトイレ休憩に入ったら、エゲつない車、人。
何とか、駐車スペースを確保できました。
夏休みに突入したのを思い知らされました。
私たちが春日ICを越えようとするころ、ワッキーさんから「宝塚TNの手前で渋滞中。」
そして私たちが港に到着する寸前で「今、西紀」
ワッキーさん撮影1
ワッキーさん撮影
港に着くと先に到着していた、やっしーさんと合流し、器材をDSスタッフの方にボートまで運んでもらって、積み込み。
スタッフに「もう一台が渋滞で遅れる」旨説明し、大西さんから「今日はチャーターやから良いよ。居る人らだけでも先に器材セットしておいて」
今回が初の方にボートの案内をしてから、皆に器材のセッティング指示。
男性陣のほとんどが冠島常連さんなので、手際が良い──arakiさんはちゃっかり12Lタンクつけてます。
遅れていたクリーマさんチームも到着し、忘れものがないか確認したら、すぐに出港です。
凪いでいる海をボートが疾走するなか、着替えや朝食をする人、フライングブリッジで眺めを楽しむ人など様々。
普段景色そっちのけなので艦船ばかりだったので、風景写真も新鮮です。
そうしてる間に冠島に近づきつつあり、皆ウェットスーツを身に着けだしました。
冠島を右目に通り越し、小島沖に。
スタッフが動き回り、アンカリング。
船首から、ぐるーっと延ばして船尾で係留。

やっしーさん撮影2
やっしーさん撮影
1本目「オオグリ」
なかなか入れない上級者ポイント。
大西さん「みんなのレベルは?」
私「1名以外は100本程度です。
初心者は私が見ます。」
大西さん「その初心者任したで。」
あと、大西さんから指示──必ずアンカロープで潜降すること、ガイドよりも深く行かないこと、写真はあとでたっぷり時間があるからガイドにしっかりついていくこと。
それらを皆に伝え、準備開始。
船尾側で器材装着の手伝いをしていると、血だらけのやっしーさんが登場。
私「やっしーさん、その血どうしたんですか?」
やっしーさん「船尾でマスク濯ごうとしたときに大きな揺れがあって、ラダーのポールでぶつけちゃいました。それで鼻血が。」
ティッシュで鼻を押さえているのですが、流血しているのは、その上、ちょうど鼻頭のあたりがパッカーンと真一文字に裂傷してるようです。
私「やっしーさん、鼻血じゃなくて鼻表面を切ってますよ。」
それで、ご本人もようやく気づき、出血部を止血。
スタッフが絆創膏を持ってきてくれて貼り付けると。
私「ガキ大将みたいですよ。」(笑)
「やっしーさん、いけますか?」
やっしーさんも「イケます」
ワッキーさん撮影1
ワッキーさん撮影
男性陣は、船首側からエントリー、女性陣はアンカーロープに近い船尾からエントリー。
全員が集合したところで移動開始。
根を横断するかたちで反対側に出ると、目の前には魚影、ぎょえい、ギョエー。
イワシの群れにブリの群れが右往左往にガンガン泳いでいます。
これこそ、かんむり~じ~ま~
しばらく目の前に広がる、スペクタクルな映像を楽しみました。
そのあと根の上にあがると、あたり一面のアジ、イワシ、スズメダイの群れ──なんとも平和な光景です。
あとは、各自エアーの加減での自由行動。
サザエを拾っては大きさを見たり、ギンポの撮影をしたり、延々と水中空間の浮遊感を楽しんでたり。
私は、最初に上がった人に合わせて長い安全停止。
あまりにみんな上がってこないものだから、最後は水面待機。
皆さん、じゅうぶん楽しんで上がってこられました。

スノーケリング
アンカーを上げて、小島の島陰に。
波が全くなくまるでプールのようです。
係留後、イの一番に飛び込んだのはワッキーさん。
ウェットも着ずに飛び込んだので早々に上がってこられて「さっむ~いわ。」
ココでarakiさんは皆に担がれてバッシャーン。
このあと、次々と飛び込んでスノーケリング。
透明度も良く水に浸かってるのがキモチいい~。
大西さんから「弁当も食べてや~」 の一言にいったん、ボートにあがり昼食タイム。
昼食時に話で「小島に洞窟がありました」と聞き、「青の洞窟みたいのやったら、良いな」ってことで探検へ。
洞窟に入ってみると洞窟自体は10m程度で行き止まりで少し入ったところで背が立つほどの浅さ。
しかも日光の向きで日差しも入らず、残念な結果、でした。
楽しいときは早く過ぎるもので、まもなく次のポイントに向け出発ということでタンク交換です。
各自器材にタンクを繋ぎ変えてエアーチェック、オッケー。
で、出発です。
やっしーさん撮影1
やっしーさん撮影
2本目「立神」
てっきり、宮前かと思っていたら、
大西さん「また回遊魚狙うよ。」
すぐにポイントに到着、ココは先ほどの殺気だったカンジはなくアンカリング。
準備を済ませた人からエントリー。
入ると、少し濁りがありますが、魚天国、アジ、スズメダイがたっぷり。
離れ根へ向かう指示があり、見えぬ根を目指して泳ぐと孤高の頂ごとく聳え立ってました。
その根の上でウェイティング。
目の前をイサキの大群がドロップオフの下のほうから斜めから上がってきては根の上で踵を返して旋回を何度も何度も繰り返しています。
その群れを見ながら、少し水深をおとすと、イサキの外側にブリの群れ。
さすが、冠島。
しばし、その光景に見とれていました。
ある程度、イサキの群れもバラけてきたのでENポイントの根に移動。
スズメダイ、イワシが涌いてる中、根をぐるりと一周。
EX用のアンカーのほうまで移動して、あとは自由行動。
ギンポを狙うもの、水中浮遊の楽しむ人など、各自堪能されていました。
私はこのあとの運転に備えての窒素抜き、です。
あとは目のあった人に「安全停止」のサイン。
無事、ダイビングを終え、エキジット。
おつかれさまでしたー。
ワッキーさん撮影3
ワッキーさん撮影
ボートに上がったら、やるべきことをちゃっちゃっと済ませて、メッシュバッグに収納完了。
軽くシャワーを浴びて着替えて港までのんびり、です。
そして、港について荷物を下したところで、朝バタバタで撮れなかった記念写真──ボートのバックで、もとい、ボートをバックにパッシャ。
DSスタッフの方々にお礼を述べて、手分けしてメッシュバッグをビニール袋に詰め込み、車に積み込み──海水のままなので。
そして、温泉「光の湯」へ。
めいっぱい遊んだ疲れと海水を洗い流しました。
風呂上がりに飲食コーナーに陣取って、かき氷やソッフン、そして枝豆にビールと各々の趣向でログ付け。
刻一刻と増えず続ける渋滞情報に、「そろそろ帰りますか?」
駐車場でお別れの挨拶をして、帰途に。
私たちは中国道の渋滞に突入する手前で高速を下りて、「や~り~」でしたが、
最後、阪神高速神戸線で残念ながら嵌ってしまいました(*_*)。
この時期恒例の冠島のなかでは、最高のツアーとなりました。
さて来年はいつ開催するか、ご期待ください。
舞鶴ダイビングスポーツのスタッフのみなさん、ありがとうございました。
まだ早いですが、来年も宜しくお願いいたします<(_ _)>

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