クレーン船
Hammさん撮影
当初、リクエストで内浦に行く企画でした。
それが、たぁさんから「三段壁を潜ってみたいんです。」の一言で先にエントリーしていた、keikoさん、やっしーさんを説得して白浜ツアーに。
もちろん、予約で「三段壁」をリクエスト。
DSから「海況が荒れない限り行く予定です。」
三日前に連絡をした際、
DS「今日も海はクローズやけど、当日天気良さそうだから、大丈夫そうやね。
もしアカンかったら前日連絡します。」
そして前日に連絡がない、ってことは(^_^)v。
前日のたぁさんに「三段壁行けそうです。」
天気予報もバッチリやし、気温もだいぶ上がってきそうやし、言うことなし。
自衛隊員さん
たぁさん撮影
当日、朝(夜中3時)はさすがに冷え込んでます。
予定通りkeikoさんをピックアップしてたぁさん家に向かいましたが、ナビで予定到着時間を見ると私が目論んでた時間より20分も遅い──くっそー、マップファンのルートナビでちゃんと計算しとけばよかった(*_*)。
たぁさんが出てくるまでの間に、集合場所にキッチリ到着されているHammさんに遅刻メールを送信。
集合場所でHammさんも便乗して出発。
湯浅PAでやっしーさんとも合流し、現地まで。
途中日差しの強さに辟易しながらも、DSに到着。
器材をおろして休憩。
やっしーさんが持ってきたカメラに一同、「やる気なしやん」のツッコミ。
のんびりしていると、港沖にゆっくりとクレーン船が。
外に出て見ると何か積んでるようです。

ミノカサゴ
たぁさん撮影
スタッフに聞くとこの間不時着した自衛隊のヘリコプターを今朝三段壁の付近で引き揚げてきたそうです。
誰かが「沈船ならぬ、沈ヘリやな。」
空にはそれを空撮しようと何機ものヘリコプターが旋回。
映りもしないけど、ヘリに向かってピースサイン。
なんともタイムリーなツアーとなりました。
メッシュバッグから器材を取り出して港まで運ぶ軽トラックに。
出港30分前になったところで、ドライに着替え、港へ。
すると、迷彩服を着た自衛隊員さんたち。
港に戻ってきた漁船には、ヘルメットを被った自衛隊員さんたち。
私「たぁさん、写真撮るなら今のうちですよ。」
遠慮しつつもたぁさんパシャッ。
クレーン船も私たちが出港する頃にはもう沖へ出て行ってました。

三段壁
Hammさん撮影
1本目「三段壁」
用意ができた人からエントリー。
入ってみると、少し白濁してるぅ。
せっかくの日差しがあんまり届いていない。
アンカーあたりで集合して移動開始。
南西に向かい、一段目の壁を下りるもなんか静か。
あんまり生物層のようなのを感じない。
少し進んで、もう一段目を下りると、出た~、イサキの群。
根のまわりを右往左往してくれました。
そのあとは、パタリと止んで物静かな海を散策。
ウミウシを探すにはちょうどよいカンジ。
このあとは、三段壁の地形を楽しむべくぐるっと回りながら過ごしました。
港に戻って器材を降ろしてタンク交換。
DSに戻って休憩です。
皆ドライスーツを脱いで昼食をとろうと席についたところ、keikoさんがなかなか来ない。
しばらく待ってたら、髪にタオルを巻いたkeikoさんが現れ「お風呂入ってました。」
弁当を食べてラスクの品評会──20円と70円の差はチョコの厚みの違い??
やっしーさんのモルジブでの土産話を聞いて「いつかはモルジブ」と「秋の海外ツアーはどこ行こ?」に。
あっという間の休憩時間も終わり、渋々ドライを着ているところに先ほどダイビングを終えた人が帰ってこられて「水温12.9℃でした。」
皆、経験値にないダイビングになる、と認識しました。
アオリイカ
Hammさん撮影
2本目「北の根・南の根」
湾内なのですぐにポイントに到着、ブイ取りをして準備開始です。
普段、一番最初に飛び込むkeikoさんが、「後で」
たぁさんを筆頭にエントリー。
全員が揃ったところで、まずは北の根へ──まだエントリーしたてなので人濁りがないうちに。
アーチの周りにはハナミノカサゴのコロニーとなっています。
本来ならここにキンメモドキやらハタンポがついているはずなのですが、今日は休業中なのか、さっぱり。
小さい根なのでぐるり回ったところで南の根へ。
沈船からやってきたのか、イサキの群。
長い根をゆっくりウミウシを探しながらの移動です。
根の穴にはオオモンハタやイシダイなどがいるのですが、出てくることもなくお休み中。
さすがにこの水温ではおとなしくなってるようです。

ウミウシほか
Hammさん、たぁさん撮影
40分ほど散策して、ブイまで戻ってくるとkeikoさんが「先に上がる」のサイン。
皆の残圧を確認するとちょうど良いカンジなので安全停止を指示。
ボートに取り付けられた安全停止用のバーへ移動してバーにつかまるとたぁさんが器用にバーを斜めにしてウルトラマンポーズ。
全員、それに巻き込まれないように反対側のバーもしくは中層に移動してやり過ごしました(笑)。
上がってから、皆「寒すぎ、はよ上がりたかったぁ」
DSに戻って、器材を洗い水切り──この水の冷たいこと。
更衣室に併設された温泉で身体を温めて、ログ付け。
車に器材を積み込んで此処でやっしーさんとお別れ。
梅林の観光の影響で和歌山まではダラダラでしたが、紀ノ川SAでソッフンを食べて、そのあとは混むことなく帰れました。
ほか見た生物:チョウチョウウオ、ウミスズメ、ハコフグ、イシガキフグ、キンギョハナダイ、コロダイ、ミギマキ、クマノミ、カサゴ、ブダイ、ウツボ、ゴンズイ、ネッタイミノカサゴ、ミノカサゴ、シラコダイ、ナガサキスズメダイ、イシダイ、イセエビ、オトヒメエビ、サラサエビ、イボイソバナガニ、クチナシイロウミウシ、キイロウミウシ、サクラミノウミウシ、コイボイウミウシ、キイロイボウミウシ、アオウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、ニシキウミウシ、キカモヨウウミウシ、クロヘリアメフラシ、ウサギガイの一種

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