2015年 6月6日

参加者:ひではる、knee

ミズタマウミウシ
kneeさん撮影
粟国から帰ってきて現実という波に呑み込まれ慌ただしく過ぎていった4日間。
ツアー前日、翌日の田辺ツアーについて何の心配もなく、海況を全く確認していませんでした。
そして夕方、DSからケイタイに着信があったのでかけ直してみると「明日、風キツくてボート出港しません」と。
ショック、全く考えていなかっただけに。
とりあえず、ダイバーズ・ハイFBに田辺ツアーが中止になった旨報告しました。
そやっ、kneeさんはドライスーツでのリトライしたい、言うてたなぁ。
たぶん日高は全然問題なく潜れるはず。
FBで「日高なら潜れますがいかがですか?」と提案。
kneeさん「ハイ、行きます。」
即応してくれたので、日高に予約しました。
kneeさんに当初、田辺タイムでのピックアップだったので日高タイムに変更の連絡をしました。
日高のログを見ると、ミジンが卵を抱えていてハッチアウト目前、という情報にもしかしたらと思いつつ、就寝。

ウミウシ
kneeさん撮影
前夜の雨はけっこう激しく何回か目覚めるほど。
起きた頃にはやんでいましたが、しっとりと冷気が立ちこめています。
kneeさんをピックアップして高速へ。
日高に行くときは必ず交通事故を見てしまう──いつも通る時間帯より遅いせいか?──軽トラックが2台派手にやらかしていました。
高速下りたら、信号待ちしている車4台ぐらい反対車線から追い抜いて信号無視して渡っていくし。
どないなっとんねん?
乗ってるのいまどきの若者かと思いきや、いいお年をめしたオッチャンでした。
無事、日高ダイビングセンターに到着、器材を降ろして港まで運んでもらうために纏めて軽トラックに積み込み。
サービスに入って朝食をかねた休憩です。
那津井さんから、今見ごろなポイント情報を教えてもらいました。
そうこうしてるうちに他のショップさんも到着され、にぎやかに。
2階の温泉施設の脱衣場で着替えを済ませて、外に懸けていたドライを半分ほど着て港までてくてく。
タンクと器材をボートに降ろしてセッティング。
粟国にはほとんど弊サークル所有のレンタル器材を持っていったのですが、マスク、クエストだけは粟国に持っていってマスクは積み込まないと覚えていたんですが、クエストは失念してました。
kneeさんに「アイコンタクトで(笑)」
船長が到着されて出港。

ミズタマウミウシ
kneeさん撮影
1本目「小杭崎」
出港して防波堤を出たところで波による飛沫が。
ちょうど背中を向けていたので防水ファスナーを閉めてないところへ、ザバッ。
不覚っ。
けっこう海水がファスナー越しに入りました。
同船してた他ショップのスタッフが気遣って「ファスナーしめましょか?」
私「いえ、大丈夫です。」とやせ我慢。
という間にポイントに到着。
準備を開始し、エントリー。
日高らしい透明度。
kneeさんと合流し、根伝えに移動開始。
最初、ウミウシを見つけられませんでしたが、徐々に目が慣れてくるといるわいるわ。
ミズタマのペアやらアオウミウシやら。
3月に潜ったときよりも皆成長していて5倍ぐらいになっていました。
砂地の方へ行こうかと思いましたが、メインの2本目とのインターバルが短いこともあり、根の周りで窒素抜きをじゅうぶんに。
他のグループと交錯しながら、のんびり過ごしました。
港に戻って、タンクを交換。
せっかくなので、散歩がてら新ビーチサイトを見学。
kneeさんにポイントのあらましとエントリー方法を説明してDSに戻りました。
シャワーを浴びてドライを脱いで、時間が短いので休憩室で小休止──お弁当は上がってからのお楽しみ、ってことで。
2本目はDSさんのご厚意で私たち二人だけのチャーターにしていただいたので早めの出港なので、ドライに着替えて港まで。

ミジン
kneeさん撮影
2本目「ミジン畑」
エントリーすると、水深5mあたりでハマチ30尾ぐらいに囲まれました。
あまりの急さにカメラがおっつかず透明度も相まって、グリーンな写真だけが撮れました。
あっと言う間の出来事のあと、砂地まで潜降、kneeさんと合流して移動を開始。
那津井さんの指示どおりにミジン村へ。
1つ目の缶ペアを見つけたら、すぐそこに他の2ペアも。
自分の好きな位置での撮影スタート。
私たち2人だけなので、撮影を譲る必要もなく、みっちり。
思い存分、撮影ができました。
昨日ついていた卵を探したのですが、ハッチアウトした後のようで、残念ながら見れませんでした。
このあと、砂地にはオニダルマオコゼやオニカサゴなど微動だにしない2尾が並んで居座っていたり、私が岩に隠れているオオモンハタを見つけたら、それよりもデカいオオモンハタをkneeさんに見つけられたりと楽しみました。
このあとまたミジンのところに戻って撮り直ししてからエキジット。
いやはや、ミジン畑貸し切りは良いものです。
港に戻って、器材諸とも私たちも軽トラックの特等席でDSまで。
器材洗い場も私たちが最初のようでたっぷり洗いやすく、干しやすかった。
お腹が減ってるので先に弁当を食べてログ付けしてから、銭湯へ。
ここのジェット風呂、たまらんです。
露天風呂にも浸かってリフレッシュ。
やること済ませてのお風呂だったので、まだログ付けしている他のショップさんに「お先です」と挨拶して器材を片づけて帰途に。
紀ノ川SAで佐藤錦ソッフンをいただいて大阪には18時には着いていました。
さすが、日高ありがとうございます。
ほか見た生物:ネンブツダイ、キハッソク、カサゴ、ムスメウミノシタ、イラ、ミヤコウミウシ、ヒメジ、アオウミウシ、キサンゴカクレエビ、ダテハゼ、テッポウエビ、ビードロカクレエビほか。

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