紀伊大島日帰りツアー
車

2012年 2月18日

参加者:ひではる、あい

データ

気温6℃ 水温16℃ 透明度20m

くっきり見えるナギザキの根
この時期ならではの顛末がございまして、紀伊大島ツアーとなりました。
どこのTV局でも、週間天気予報では土曜日が今週一番の冷え込みになるでしょう、的なアナウンスばかり。
── そりゃそうだわ。
前日に行きつけの整骨院の先生から「こんな寒い時期に潜るんですか?明日は雪降る、言うてますよ。」
「雪見だい○く(商標登録のため)ならぬ、雪見ダイビングですわ。
水温はまだ16℃あるから大丈夫ですよ。」
と強がり言ったものの、前回は2週間前から準備できていたのに今回は前日にバタバタ。
Myレギュは只今ドッグ入り中なので弊サークルのレンタル器材から一番手前に置いてあったSプロをチョイス。
積み込んでからドライホース取り付けてなかったのに気づいて、慌てて備品BOXから出して取付。
久々の休肝日はガッツリ食って就寝。
身が引き締まるほどの寒さのなか用意をして出発です。
高速に乗ろうと電光掲示板には「凍結防止剤散布中 走行注意」の文字が。
和歌山に入る頃には、雪が降ってきました。
雪見ダイビングが現実のものとなるのでは?と思いつつ国道42号線に下りるころにはお日さんで眩しいぐらいの天気に。
海岸線から覗くとそこには決してダイバーを受け入れてくれそうにないほどの海況。
しかし、今回は紀伊大島、全く心配なく行軍。
無事予定時刻に到着♪
車から器材を下ろして、海に下ろすために器材を纏めてから、休憩です。
前回のkeikoさんに引き続き、今回はあいさんがPENデビューです。
入念にカメラをセットして完成。
ボート出港までゆっくりすることに。
2人だけということもあり、かなりスロースターターでの準備を済ませ、車に器材、カメラ、身体を積み込んで港へ。
ちょうど港に到着した頃に先便のボートが帰ってきていて器材を下ろしていました。
浮き桟橋で手早くセットしてボートに積み込み出発です。
PENで撮影中
1本目「ナギザキ」
ボートと言えば、このポイントでしょ、的なノリでこちらへ。
ポイントに着いてビックリ。
いつもよー見えて透明度10m程度── 固定ブイの浅いほうのロープ(根側)は見える程度なのですが、今日は深いほうのロープがクッキリ見えとります。
早速準備してエントリー。
根全体が水が澄みすぎていて怖いぐらいに全景を見渡せます。
根伝いに下りていくとあいさんから合図が。
そちらの方を見やると、マグロが3尾スパーッと通り過ぎていきました。
──シャッターを切りましたが、あまりの速さに全く間に合わずブルーの世界しか写ってませんでした。──
そのあと、もう一度現れましたが、もちろん不発に終わったのは言うまでもありません。
サクラダイがこんな浅いトコで見れるんかぁ、と思って水深計を見ると、どうって事ない27m付近。
あまりに澄みすぎて深さを感じさせません。
ゆーったりとしたダイビングをして安全停止をしていると、キビナゴの群れが太陽の陽に照らされて白銀のカーテンさながらの煌びやかな雰囲気を作り出してくれました。
DSに戻って温かいシャワーを浴びて昼食を兼ねた休憩です。
長い安全停止中
じゅうぶんな休憩のあと、再び港へ。
予めタンクセットされた器材を背負い、エントリー。
これこそ自由潜降、あいさんの泡を追って集合。
水面ギリギリまでアジ玉が上がってきていて眼の前に出現。
しばしそれを追って撮影。
そのあとマトウダイの待つ砂地へ下りていくとやはり私たちの後を追って付いてきます。
3番目のブイまで見通せるほどの透明度。
見えすぎちゃって困るの〜、みたくトラギスやコチは目立つものの肝心のウミウシやミジンの姿が確認できません。
やはり、内浦らしい透明度のほうがいいのかも?
各自撮影をしもってたら、さすがに1本目「ナギザキ」だったので、DECOサインが早くから現れ、長ーーい安全停止のあいだアジ玉の中で癒されました。

ほか見た生物:クマノミ、ミツボシクロスズメ、ミナミゴンベ、サラサゴンベ、イサキ、ツノダシ、チョウチョウウオ、ウミスズメ、アオヤガラ、ウツボ、サクラダイ、キンギョハナダイ、ゴンズイ、ヒメジ、ホウライヒメジ、アカヒメジ、シラコダイ、クロイシモチ、イラ、カサゴ、トカゲエソ、コウイカ、アメフラシ、アオリイカ
メールを送る もどる  HOME

Copyright©2012divers-hi.com all rights reserved.