内浦ビーチ日帰りツアー
車

2011年 10月9日

参加者:ひではる、ワッキー、PADDOCK、みなこ、たか子、あゆみ

データ

気温27℃ 水温22℃ 透明度3-5m

さぁエントリー
例年内浦ビーチ解禁が予想される、10月の連休。
皆手薬煉引いて待ってました、と言わんばかりに開催の2ヶ月前から満員御礼の大人気。
リクエストでブルーウォーターやってから、2週間での紀伊大島へ来ることになりました。
海況は心配ないのですが、問題は天気。
先週からググッと気温が一気に冷え込み、11月下旬並みの気温ではシャレならん。
いくらビーチでも堪えます。
しかしながら、週間天気予報を見ると天候は良さげです。
何の心配も無く、当日を向かえることができました。── こんなことは何時ぶりだろう? ──
まだ朝明けきらない真っ暗な中、時間どおりに集合。
── ワッキーさん、早朝のピックアップありがとうございます。 ──
和歌山を抜けるころにようやく眩い朝日に向かって順調に走行。
湯浅SAで休憩中に又しても串本ツアーに向かうKAZUさんらと出くわし、お互いの安全無事を希いあって出発。
串本界隈はお祭りとあって、そこらじゅうに浴衣を着たおいやんたちで賑わってます。
現地に到着すると雲ひとつ無い快晴です。
器材を下ろしてサービスで朝食兼ねた休憩。
ビーチダイブの醍醐味は、ボートのように出港時間が決められていてそれに合わして行動しなければならないんですが、ビーチは勝手気儘。
── 何時にエントリーするかは、みんなの意向を尊重できます。 ──
コロダイyg
みなこさん撮影
さすが、内浦解禁後初の連休だけあって、8時半だというのにもう1本目を上がってきた人たちがいます。
あまり遅いとダイバー煙幕で濁りがヒドくなりそうなので10時にサービスを出発。
港に到着、ちょうどエントリーする近くの場所が空いていたのでそこに器材を下ろしてセッティング。
バディ同士で器材を背負い、プレダイブセーフティチェックです。
一人前ダイバーさん達なのでやってるのは間違いない!
順序良く整列し、一人ずつジャイアントエントリー。
全員が揃ったところで、潜降サイン、時刻、位置を確認、スノーケルからレギュレーターに咥え直し、BCから空気を抜いて潜降。
水底で集合して、移動です。
まずは右手の岩礁伝いに行くと、砂地にはハゼ、コチたちのパラダイス。
特に、ハナハゼの尾っぽは、優雅です。
網を張っているロープには、ニジギンポやハタタテダイなどが餌を啄ばんでいる姿が見られます。
ロープの先の3番ブロックの上にはどしっとオニカサゴが鎮座し奉っていて、カメラのフラッシュにも動じることなく主(ぬし)の貫禄を醸し出しております。
そこから先に行こうかとしましたが、私たちも原因の発端はありますが、見る見る透明度が↓。
途中、空き缶を発見、中を覗くまでもなく、トラギスちゃんたちが住人として棲んでいて肝心のミジンくんたちはいらっしゃいませんでした。
これ以上エア的に沖には難しいので引き返しながら、散策。
空き瓶には、メジロダコくんがシースルー越しに所狭しをアピールしております。
岸際に戻ってくると水面にハマチが3尾ほど泳いでる姿を発見、近くに群れがいてるのだなぁ、と次のダイビングでそこを狙う予定でエキジットしました。
カマスの群れ
みなこさん撮影
暖かいシャワーを浴びて昼食をかねて小1時間の休憩です。
お日さんウッドデッキでたっぷり浴びてのお昼ご飯です。
ちょうどお昼休憩中にサービス内でお祭りの獅子舞がある、ということなのでそれを見学することに。
祭囃子とともに神輿が担がれて地元の方がたがテラスに参集。
いよいよ、獅子舞の始まりです。──神事なだけに其々の所作にも意味があるんだろうなぁ。
地元の長らしい方が祝詞をあげるのですが、いい具合に出来上がってらして、呂律が回らなくなっちゃていて、これも祭りだなぁとつくづく思いました。
まだ獅子舞の途中でしたが、ちょうど送迎の車が帰ってきたところだったので港へ。
港に着いたときには、もう2本を終えて上がってきたチームがいらっしゃいました。
バディごとに器材を背負いエントリーポイントへ。
満潮になっていて水面が階段のすぐ下まできてたのでシッティングフロントエントリーもOK。
全員集合して、潜降。
本日2本目ともなると、皆落ち着いてスーッと下りれるようになってきました(^_^)v。
朝の1本目に比べてかなり濁りがきつくなってきました。
ミジンくん狙いでしたが、この透明度では長駆の移動はヤメにしてカマスのほうへ。
岩礁を移動していくとまずは、クロホシイシモチの群れがどっさりと現れ、その外側にマアジ、そしてそのまた後ろ側にカマスの群れがトルネードしています。(左下動画参照)
これほどの群れを岸から数メートルで見れるのはなかなかないですね。
内浦だからこその風景です。
ミジンやネジリンボウに会えませんでしたが、このトルネードにうっとりダイビングとなりました。


ほか見た生物:クマノミ、ミツボシクロスズメ、ミナミゴンベ、イラ、ツノダシ、カゴカキダイ、トゲチョウチョウウオ、チョウチョウウオ、ハリセンボン、ボラ、ソラスズメダイ、ウミスズメ、ソラウミスズメ、コロダイ、アオヤガラ、ウツボ、ヨウジウオ、キンギョハナダイ、ニジギンポ、ダテハゼ、ゴンズイ、ウミヒゴイ、タカノハダイ、ミギマキ、ホンソメワケベラ、カサゴ、オニハゼ、セミエビ、ニシキテッポウエビ、オトヒメエビ、
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